現実の探偵は映画やドラマの筋書きとは別

探偵というと、映画やドラマ、小説、マンガなどの中の名探偵といったキャラクターを想像する方も多いかも知れません。

迷宮入りした殺人事件のトリックを、名推理によって次々と見破る名探偵の姿に興奮した経験を持つ方は少なくないでしょう。

また一方では犯罪者の手足となって情報を集めたり、脅迫、強要する様なアウトロー的な探偵もドラマや映画などでは登場、全く別な悪いイメージの顔も存在しており、現実的には探偵というとこの悪質な探偵の方の印象が強く持っている人が多いかも知れません。

しかし、今日の日本で活動している現実の探偵は、各都道府県の公安委員会に届出をしており、審査や管轄警察署の立ち入りなどを受け、探偵業法を遵守し探偵業を正式に営んでいます。

当探偵事務所も東京都公安委員会に届出をしている探偵事務所です。

現実の探偵では殺人事件などの刑事事件に関与する事は全くといっていいほどありません。
せいぜいストーカー行為や嫌がらせ行為の加害者の実態の証拠蒐集や企業の機密漏洩事件などに関わる程度で殆どが民事事件や個人からの悩み、不安の解消の為の調査となります。

浮気調査、素行調査、結婚調査、所在調査などといった依頼に対して足を使った尾行や張り込み、聞き込みなどによってコツコツと情報を集め調査していく、決して派手ではない職業です。

また勤務時間もその日によって全て異なり、終了時間は調査内容、調査対象者の行動でも異なり、時間は全く読めません。

例えば浮気調査で夕方の退社時間から調査が始まっても対象者が外泊すれば、調査員も外泊先の近くで徹夜の張り込みとなります。
必然的に土曜、日曜、祭日も関係ない事になっていきますので友人ばかりか家族との約束事もなかなか履行する事はできません。

更に尾行、張り込み、聞き込みなどの調査稼働時間だけが勤務時間ではありません。
調査で得られた情報のまとめや報告書の作成、新規調査の下調べ、カメラやレコーダーなどの調査機器の設備など細かい作業もあり、通常のサラリーマン感覚ではとても勤めることはできない職業かも知れません。

正直、探偵という職業にいろいろなイメージを持って探偵になりたいという若者から脱サラした人などが応募に来ますがまず時間の不規則には驚いています。

それでも探偵という職業に就いたからにはさまざまな依頼に対して可能な限り正確に調査し、その結果によってクライアントの役に立つことが現実の探偵の仕事なのです。

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