探偵 尾行調査

尾行調査(徒歩尾行)

尾行調査とは素行調査における調査手段のひとつです。探偵の基本中の基本の調査方法であり、追跡調査とも呼ばれています。

尾行調査ではまず大きく分けて徒歩尾行、車輌尾行の2通りに分けられます。

まず徒歩尾行とはどういったものでしょう。
徒歩尾行とは対象者が自宅や勤務先などの調査開始指定場所にて張り込み、徒歩又は自転車にて出て来るのを待ち続け、出てきたのを確認したら尾行を開始します。
その後、バスや電車などの交通手段を用いて移動していくのを常に尾行していく調査です。

また探偵は最低でも2名1組、又はそれ以上のメンバー構成でチームを作り尾行調査をしていきます。
決して探偵ひとりでは尾行調査はいたしません。

後々ご理解頂けると思いますが探偵ひとりで尾行調査を受ける探偵はまず悪質な探偵事務所と思ってもかまわないでしょう。
この尾行調査では常に相手から目をそらすことはできません。ですから対象者との距離間を状況状況で常に変化させて尾行しなければなりません。

人が閑散としている状況では対象者との距離を長くしなければ尾行を察知されやすくなりますが余りにも長くしてしまうと急な変化に対して対応が遅れてしまいます。
混雑している時には当然、距離を詰めなければなりません。
この距離感を掴むのは長年の経験が必要で一長一短でできるものではありません。

また相手が大きなショッピングモールやデパートなどの商業施設に入った場合にはこちらも一緒に入らないと出入口が数多くあります。
どこから出てくるか全く判りませんので一緒について入らなければならないのです。

また事務所、飲食店、ブティックなどの小さなビルや店舗には入らず、表で待機しますが裏口が無いとは限りません。
チームのひとりが必ず裏口の有無を確認し裏口があれば別れて張り込みます。
これを怠るといつの間にか裏口から出ていたという事にもなりかねませんし、探偵ひとりですと裏口から出られても判らず、ずっと表で待っている事になります。
ですから最低でも2名1組でなければならないのです。

徒歩尾行における失尾する状況は対象者が移動先で迎えに来た車やタクシーに乗車する事です。
こちらは後続のタクシーを拾うしかないのですが必ず空車が上手いこと、来るとは限りません。
しかし、このような状況でも2名1組ですと対応できる事が往々にしてあります。

迎えに来た車に乗り込む写真や映像を撮影し車のナンバーや車種等を記憶、別1名が後続のタクシーを拾うというチームワークです。
この様な一瞬の出来事でもチームワークを持ってすれば対応ができる事も多々ありますが探偵ひとりですとまず厳しいでしょう。

徒歩尾行調査は素人でも簡単にこなせそうな錯覚にとらわれがちですが簡単にできるものではなく、それなりの経験がないと決して成功はしません。
御依頼者の中には自分自身で尾行調査の真似事をして相手に感づかれるという失態を犯してから依頼に来る方もいらっしゃいますが、 警戒している人を尾行するのは探偵でも難易度が上がりますので、探偵スタッフを増員したり、無駄な日数が掛かってしまい、 金銭的ご負担が増える場合も出てきてしまいます。
少しでも浮気をしていると感じたら御自身で動くことはせずにプロの探偵にまかせましょう。

尾行調査(車輌尾行)

探偵調査の中で基本中の基本である尾行調査ですが車輌尾行についてご説明しておきましょう。

よく車輌の尾行の場合はオートバイが便利なのでは?との声も聞かれますがどうなのでしょう。
もちろん対象者もオートバイを利用しているのであれば探偵もオートバイを用意する必要はあります。

車輌の場合でも確かにメリットはあります。
夜間の車輌尾行には特に力を発揮しますが昼間ですと長距離や長時間の尾行には余り向いていません。
現在、法律で昼間でもライト点灯が義務付けされています。
車を運転する人なら誰でも感じることでしょうが後ろから来るバイクについてはサイドやバックミラー越しにけっこう気になるものです。
そして都心では信号機も多く、停車を繰り返しますが追い抜かずに同じヘルメットのバイクがちらほら見えれば怪しい事はこの上ないのです。

やはり車輌には車輌での尾行が目立ちません。
探偵が使用する車輌はホワイト、シルバー、グレーとかよく乗用車や営業車が使用している色の車輌を使います。
そして基本的には普通乗用車ですが、時と場所によっては軽自動車やワゴン車なども使用、なるべくその地域ナンバーの車輌を利用する様に心掛けています。
もちろん全ての地域ナンバーを所有している訳ではありませんから地方の場合にはレンタカーを利用する事も多々あります。

車輌尾行において一番大事な事は徒歩尾行調査にも言える事なのですが対象車輌との距離間です。
そして先読みです。
決して先回りするという意味ではありません。
対象車輌が進行している道路状況の先までも確認して尾行するという事です。

例えば2つ先の信号が赤なのか緑なのかによっても尾行運転状況が変わってきます。
これこそ探偵の長年培ってきた運転技術がなせる技のひとつです。
もちろん道路規則は遵守しますがそういっていられない場合もありますので探偵はその辺の覚悟も必要です。

また周辺道路の地図を頭にどれだけ入っているかです。
これも日頃からの訓練によるもので依頼が入ったら重要地点周辺図は頭にたたき込んでおくのがプロの探偵でもあるのです。

尚、最近ではGPS機能付き発信器なるものも探偵業界では出回り、以前ほどの苦労は無くなりましたが、このGPS機能はあくまでも尾行における補助機器と見ております。

信号などで先に行かれてしまった際、後から追いつく事は可能ですが基本的には尾行しなければ何も意味がありません。
例えばGPSでホテル街に停車していたとしてもホテルに入ったという確証は何もありません。
近くにいればすぐに確認することはできますがGPSだけで事を決めつけるのにはいろいろと問題が生じてきます。

尚、探偵は時としてタクシーを利用しますが上手く後続のタクシーが拾えたとしても尾行経験の少ないタクシーの運転手さんには探偵が希望する様な違反すれすれの行為はして貰えず、残念な結果になることもしばしばです。

車輌尾行は探偵にとってもその技術の違いがはっきりと判る調査です。
当探偵事務所の探偵スタッフは日頃からの研鑽に努力しており、御依頼者の希望の添えるものと自負しています。