探偵事務所 迷惑メール

なぜ探偵事務所からの迷惑メールが来るのか

ある日、自分宛のメールアドレスに探偵事務所を名乗る方からメールが届く場合がありますが、もし過去に探偵に依頼したことがなければ、ほぼ偽探偵による迷惑メールや詐欺メール等になるので無視したほうがよいです。

探偵の役割は人の信用情報や機密情報を扱うので、たとえば結婚・就職などのシーンで身元確認をするときに利用されます。

結婚では相手の身元を確認しておかないと、あとで発覚した事実によって社会的な信用などを失することがあるので、それを未然に防ぐうえで活用します。

もちろん就職などのシーンでは社員の身元を確認しておくことで、それによる企業の社会的信用を失しないようにするうえで用いられます。

以上のように個人情報などの機密を扱う分野が探偵になりますので、仮にその事務所からメールが届くことで、届いた本人に不安感を与えるために行われることが多いわけです。

確かに探偵からの迷惑メールを受け取った方は、個人情報が監視されているのではと不安に思うので注目を受けることが多くなります。

受け取った本人は探偵に狙われてるんだ、ヤバイと思ってしまうので、送る側としても本人とやり取りができれば、その不安に付け込んで騙すことも可能となるのです。

たいていは金銭を奪取するための詐欺に該当することが多いので、身に覚えのないメールに関しては絶対に返信をしないほうがよいでしょう。

探偵事務所からメールが来た場合の対処法

仮に自分が探偵に依頼したのであれば、あらかじめ事務所からこのアドレスでメールを送りますという具合に確認することが多いです。

いきなりメールを一方的に送り付けることは正規な探偵であれば、絶対にあり得ないと考えられます。

探偵も現代ではメールの重要性を意識していることがほとんどであるため、必ず事前に直接会ってか電話などで伝えてから送るはずです。

もし探偵からメールが来たら、その事務所が実際に存在するか否かをネットで確認を行ってみるとよいでしょう。

たいていは事務所名と所在地を確実に伝えるはずなので、それをしっかり記載されているかを見ます。

ネットで調査してみて所在地を確認することができれば、今度は正規な探偵業者かを判断することがポイントです。

探偵業を営むうえでは、都道府県公安委員会の届出を行い、そこで証明書番号を受ける必要があります。

必ず公安委員会の証明番号が付与されるので、それもメールに記載されていれば正規な業者になります。

もちろん証明番号を公安委員会に照会をすることもできるので、それによって正規な探偵業者からメールを受けたと判断することも可能です。

つまりそれ以外の定かでないメールは迷惑メールとして扱ってもよいかもしれません。

迷惑メールが来たらその内容で判断する

メールを送る場合には、メールの内容をよく吟味してみるとよいです。

もし金銭の請求を内容とするメールであれば、詐欺のメールと解釈したほうが無難になります。

また債権回収の代行・代理などの名目で送ることもありますが、探偵ではそれを行うことはないです。

もっとも、正規な業者であれば、金銭絡みの請求をすることはまったくないので、請求された時点で怪しいと判断したほうがよいかもしれません。

文面も正規な探偵業者であれば、探偵事務所の住所・担当者名・探偵業届出証明書番号が必ず最後に記載されることが一般的です。

それが記載されていない場合には、悪質なところからメールが来たと判断します。

悪質な業者は無差別に仕入れたメールに送り付ける形にし、そのメールに対して反応があった人をターゲットにして詐欺を働くのが一般的です。

無理して相手にしないことが重要で、基本的には無視をするのが一番優れた対処法になります。

もし正規な探偵事務所であれば、メールを送る前にメールを送ることを伝えるか、メールを送ったあとに送った旨の連絡を電話で告知することが多いです。