ばれずに尾行する探偵の服装とは
パートナーの浮気を疑ったとき、あなたならどうしますか?
疑いの気持ちを持ったまま我慢するという方、いつか別れるだろうと相手を信じて待つ方もいれば、すぐにでも問いただして別れさせようとする人や白黒つけたい人もいるかもしれません。
浮気をきっかけにそのあとどういう行動を取るのかにもよりますが、明確な証拠や確実な情報などもなく相手を問いただしても、通常は浮気なんてしていないと否定されて終わりです。
Yシャツにファンデーションが付いていたとか、自分とは違う髪の毛が部屋に落ちていたとか、物証をつきつけても、その程度のレベルだと言い訳されるなどしてはぐらかされてしまいます。
最近、帰りが遅い、会社に電話をかけたら既に帰っていたと言われたと問いただしても、取引先の接待だったとか、偶然、上司に会って飲みに連れて行かれたなど言われれば、さすがに取引先や上司に確認するわけにもいきません。
一方、帰りが遅くなっている日に実際はどんな行動を取り、どこで誰と何をしているかが明確にできれば、漠然とした疑いやもしかしたらという気持ちが確実なものになります。
探偵を利用してみよう
では、確実な証拠を掴むにはどうすればよいのでしょうか。
ドラマや漫画のように自分で、パートナーの跡をつけてみようと考える方もいるかもしれません。
ですが、ご自身も働いている場合や小さなお子様がいれば難しいものです。
何しろ、初めての経験ですから、追いつけずに途中で見失ってしまうことや隠れきれずに見つかってしまうおそれもあります。
会社から出てくるまでずっと待ち続けるのも大変ですし、大きなビルなど人通りの多い職場なら、そもそも会社を出るところさえ見逃してしまうかもしれません。
一方、スマホのGPS機能などを利用するには、お互いの信頼の問題もありますし、うっかり気付かれてしまうおそれもあります。
そこで検討したいのが、プロの手を借りることです。
探偵は対象者を待つこと、跡をつけること、得たい証拠を逃さずに獲得するプロフェッショナルです。
依頼者から得た情報を元に会社の前で何時間待ち続けることもいといませんし、不審に思われないように跡をつけることができます。
何しろ、パートナーによる尾行とは異なり、探偵は顔バレしていないので、怪しまれることなくどこまでも尾行できるのがメリットです。
どんな服装で尾行するのか
探偵ドラマや刑事ドラマなどを見ると、個性的なキャラクターも多く、スーツ姿からジーンズなどのカジュアルウェアまで、幅広い服装をしています。
基本的にはどこにでもいそうな人を装い、かつ、フットワーク軽く尾行ができるよう、動きやすいカジュアルなスタイルで尾行するのが基本です。
もっとも、場所や機会によってはカジュアルなファッションではかえって浮いてしまい、対象者に怪しまれるケースもあります。
たとえば、浮気相手と高級ホテルにチェックインしたときや高級レストランで食事をするといったときに近くで写真を撮るなどしたい場合などです。
周囲の人がスーツやワンピースなどのフォーマルファッションやブランド品に身を固めているのに、1人だけファストファッションやスポーツウェアなどに身を包んでいては、かえって目立ってしまいます。
そのため、あらかじめハイソなシチュエーションが想定される場合にはスーツを着て尾行をする場合やすぐに着替えられるようジャケットやネクタイなどを持ち歩いているケースも少なくありません。
臨機応変に変貌できるノウハウやわきまえがないと、プロの探偵は務まらないのです。
カバンなどに隠しカメラを装着して尾行するケースもありますが、そうしたバッグの種類もTPOに合わせて使いこなせるよう、複数用意されています。
上記のように、探偵事務所に勤務する調査員は臨機応変に服装や持ち物を変化させています。