採用調査
社員や店員などの新規採用をお考えの経営者並びに人事担当者の方に採用調査の重要性についてお話しさせて頂きます。
昨今、社員による顧客情報漏洩事件が大々的にニュースに流れ、企業の信用問題にも発展、採用調査により企業イメージをかなり悪くした企業もありました。
漏洩事件としては顧客情報がかなりの大人数であったためにニュースとして取り上げられましたが採用調査や顧客情報ばかりでなく、企業の機密情報などの漏洩事件もニュースに取り上げられないまでもかなりの数があると言われています。
また店舗での売上金の搾取やちょろまかし、商品の横流しなどまで入れるとその何十倍かの人数になるとも言われています。
しかし、何故、そのような素行不良 非行 社員 店員が入社や入店しているのでしょう。
まず事前に採用調査をきちんと実施されていますか?
企業の経理関係や機密関係を扱ったり、店舗の金銭、商品などを携わる部署での採用については事前に人材個人の信用を計る意味でも採用調査を実施されることをお勧めします。
入社の際に行われる採用調査に面接や適正試験などでは様々なマニュアルも存在し予習をしていれば本来の姿を見抜くことはなかなかできません。
実際に新卒採用で就職活動をしている大学生の中にもそれまでの様相から一変しリクルートスーツに身を包み、真面目な印象に変貌しています。
中途採用などではなかなか過去の行状を面接、面談などで判断するのは困難かと思われます。
例えば、以前の勤務先の退職理由が「スキルアップ」などの自己都合を申告していたものの、実際には懲戒解雇であったというケースもありました。
なかなか正直に履歴書に記述したり、面接時にも申告してきません。
当然の詐称行為と言えるかも知れません。
何しろ「懲戒解雇」されたという決定的な不利な事実は絶対に隠したがるからです。
また近隣住人からの印象も大事な判断要素です。
深夜に騒いでいたとか、ゴミ出しのルールを守れず、注意したら逆に切れられたなど、一般社会常識の欠如を疑うような言動が見られたらどうでしょう。
更に警察に迷惑を掛けた過去が出てきたらどうでしょう。
実際に早朝、警察が来て逮捕された過去が出てきたり、警察の人が近隣に対して対象者を内偵していた事実が判明したケースもありました。
こういったことは面接や履歴書からではくみ取ることはなかなか困難なことです。
面接官や採用担当者の責任とは言い切れません。
そういった事実を採用調査をすることで明らかにして行くのです。
まだまだ続くこの不況の現代、採用調査に投資するのも難しいかと思われますが機密情報や金銭管理をする部署への配属する社員などについては絶対にしておくべき調査です。
採用ばかりではなく、部署移動の際にもお考え下さい。
このサイトは採用調査に特化したホームページです。