探偵の調査費用・料金・経費のチェックポイント

お金のイメージ

探偵業界では、「最安値」「業界一の低料金」などと宣伝していても、それが見せかけだけであったり、根拠なしの自称に過ぎない、 中には御依頼者を欺くような極めて悪質なケースもあるため、同業者として正直懸念を抱かざるを得ません。

依頼をお考えの方は、事前に費用や料金制、経費の仕組みについて必ず比較してみることが重要です。

 

1.その探偵事務所はどんな料金制なのか

探偵の料金システムには一般的な「時間料金制」の他に、「定額料金制」や「パック料金」「成功報酬制」といった料金システムがあります。

ご相談しようとしている探偵事務所がどのような料金システムを採用しているかを事前に確認してみて下さい。

料金制の詳細については以下でご説明致します。

時間料金制

時間料金制とは、ネーミングから推測される通り「調査時間によって料金が決まる」料金システムです。

30分単位もしくは1時間単位で料金が決まっているケースがほとんどであり、最終的にすべての調査時間を合計して調査料金が計算されます。

気をつけていただきたいのは、最終的な料金は調査時間だけでなく、調査員を何人使ったかで決まることです。

つまり「調査時間×調査員の人数」という計算になります。

ちなみに一般的に用いられる調査員の人数はご案件の内容にもよりますが、基本的に2名以上、多くて3名といったところです。

案件の内容関係なく4人も5人も使おうとする探偵事務所がありますが、そのようなところは料金を多くとるための口実として調査員を多く使っているに過ぎないので注意が必要です。

また、最低契約時間3時間から、などとしているところが多いですが、調査状況によって調査を早めに打ち切ったり、逆に延長させたりと臨機応変な対応がしやすい部分はあります。

定額料金制

定額料金制は、事前にある程度まとまった時間(6時間・8時間・12時間など)で契約をすることにより、時間単位の料金を多少割り引かれる、安くなるという料金システムです。

商品をまとめ買いすると何%か割り引かれる、という例えがわかりやすいかと思います。

実際に6時間や8時間など比較的長く調査をした場合、通常の時間料金制と比較すると定額料金制の方がお得であるケースが多いと思います。

但し、まとまった時間で契約しても結果的にそこまでの契約時間が必要なかったり、悪質な探偵事務所では、当日6時間経過後に1時間の調査延長をしたくても、また6時間で契約しなければならなかったりします。

悪質な探偵事務所は論外としても、本当にその時間の契約が必要なのかどうかを事前によくお考えになる必要があります。

パック料金

パック料金は、時間料金制よりもさらに長い時間(30時間・50時間など)の契約をし、契約期間中はその時間から自由に調査時間を使える、という契約です。

例えば、今日は5時間の調査、明日は4時間の調査、というように使うことができます。

パック料金も定額料金制のように、時間単位の料金の割引があるので、料金的にはお得になっているケースが多いかと思います。

ただし、時間料金制・定額料金制が基本的に当日内での契約であるのに対し、パック料金は例えば契約期間が1週間となっていたりします。

これは見方を変えれば、1週間内に契約時間を全て消費しなければ逆に損をするということです。

融通が利くようで利かないとも言えますので、必要のないところで調査時間を消費することにならないよう、事前によくお考えになる必要があります。

成功報酬制

探偵業界における成功報酬制とは、調査が成功条件を満たした時のみ料金がかかり、それ以外の場合は料金を支払わなくて済むシステムです。

例えば、浮気調査において浮気の証拠取得が成功条件であった場合、証拠が取れるまで何回調査を依頼しても料金がかかりません。

こう聞くと依頼者にとって非常に得なシステムに思えますが、成功条件がどのようなものなのか、成功報酬額がいくらなのかはそれぞれの探偵事務所によって異なり、場合によっては、望んだ結果が得られていないにもかかわらず成功とされて、思わぬ高額な報酬を要求されてしまうケースも考えられます。

ですので、事前に成功条件と成功報酬額をしっかりとご確認しておくことが重要になります。

 

2.前払い制と後払い制

上述のように、探偵事務所の各種調査料金は各社の営業形態が異なったり、得手不得手の調査といった事情も関わり各社まちまちで統一されたガイドライン等は存在していません。

尾行や張り込みを行う素行調査ひとつをとっても時間料金制や定額料金制、パック料金など色々とあり、料金の支払いにおいても「前払い制」「後払い制」があります。

通常、前払い制でも後払い制でも契約する以前に調査料金の説明は受けるはずですが、例えば後払い制の場合、仮に探偵側が規定の料金以上の高額料金を請求しても、依頼者が納得せず調査料金の支払いを拒めば済んでしまいます。

悪徳探偵の一つの例として、「最初に高額料金を前払いで受け取っておきながら、支払分の料金は消化したので更に調査が必要であれば追加調査の分も再び前払いさせる」というものがあります。

このような悪質な業者は調査もきちんとせず、報告書も提出しないという「やらずぼったくり」の手口を使うのです。

つまり悪質な探偵に引っかかるリスクを回避するための確実な方法の一つは、調査料金が「後払い制」の探偵を選択する事となります。

 

3.経費について

「経費」は基本的に調査費用・料金と別物です。

探偵調査における経費とは、簡単に言えば調査を遂行するにあたり生じた費用のことです。

対象者が交通機関を使用して移動すれば、調査員も尾行のために同じ交通機関を使用する必要があります。

その時に発生した調査員の交通費は経費となります。

・電車代
・バス代
・車両代
・高速道路使用料
・ガソリン代
・コインパーキング代
・施設利用料
・宿泊費
・調査員の現地入りの交通費
・調査員が帰社するための交通費 等

上記が代表的な経費の種目となり、これらの合計が経費総額となります。

ちなみに探偵業法では、契約時に概算で経費を見積もりすることが義務付けられていますので、 必ず見積もりを出してもらいましょう。

但し、完全に正確に経費を見積もることは、調査対象者の行動に左右されるため現実的に不可能であるということはご理解下さい。

 

「経費込み」は大丈夫なのか

上記では経費の仕組み、調査料金と経費を別物としてご説明いたしましたが、探偵事務所の中には調査料金に「経費込み」としているところもあります。

「経費がかからないのは助かる」もしくは「調査料金だけならかなりお得じゃないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

一般的な感覚ならそう考えるのも当然であると思います。

しかし、そういった思い込みに付け込む手法を取る探偵事務所がないとは決して言えません。

ここで浮気調査や素行調査で非常によくある一つの例を挙げてみます。

対象者:
夫(練馬在住)

調査開始場所:
夫の勤務先(新宿)

調査開始時間:
17時30分(夫の定時は18時)

調査結果:
勤務先を19時に出た後、電車でまっすぐに帰宅した。

経費適用:
新宿駅→練馬駅間の交通費(電車代)

上記の調査中にかかった経費は新宿から練馬へ電車移動した交通費(270円)だけです。
(※正確には調査員の現地入りや帰社のための交通費がプラスされます)

経費込みを提示している探偵事務所の「調査料金」をよく確認して他社と比較してみて下さい。 他社より数万円単位で高くなったりしていませんか?

その場合は数百円で済む可能性のある経費を確定で数万円も払ってしまっていることになってしまいます。

ちなみに一日の経費が数万単位になるとすれば、遠方への移動や宿泊、高速道路利用などが発生した場合、もしくは何らかの施設へ客などを装って潜入する必要が生じた場合などです。

「経費込み」という、一見お得に思えても実はかなり多く支払ってしまった、ということがあり得るということです。

事前に料金の想定を

調査には結局どれくらい費用がかかるの!?と思われていた方も、「料金表」のチェック、及び「費用・料金のシステム」「経費の仕組み」を知ることで、 悪質な探偵社に騙されることなく、ご自身が必要な調査費用を想定しやすくなるはずです。

以下の表は当社の料金表となりますのでご参考下さい。

調査員1名(尾行)
時間帯 料金(1時間)
09:00~17:00 8,000円
06:00~09:00
17:00~23:00
10,000円
23:00~06:00 12,000円
土曜日 1,000円割増
日・祝日 2,000円割増

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