尾行調査の詳細

素行

1.尾行調査

探偵業務の中で一番多い調査は「尾行調査」になります。

「素行」という言葉を聞く機会はあまりないかもしれませんが、探偵業界では日常的に使われており、尾行調査、追跡調査、行動調査などとも呼ばれる事もあります。

書いて字の如く、調査対象者の素行面を調査する事で尾行、追跡、張り込みなどの調査方法を駆使して1日の行動を見張っていきます。

代表的な尾行調査は「浮気調査」「不倫調査」などの男女間に絡む異性問題の解決のために行う素行調査です。

配偶者や恋人について浮気や不倫をしていると感じた依頼者が浮気の有無を確認して浮気をしているとなるとその浮気の証拠を押さえる為の調査であり、 探偵にとって最も多くの依頼がある調査であります。

特に最近では夫からや舅、姑からの依頼で妻や嫁の素行調査が増加しております。

 

尾行調査のケース

・交際相手や配偶者の異性疑惑

・従業員の不正や不審行動の確認

・子供の非行やいじめ実態の確認 等

結婚を前提とした相手の行動を調べる

普段の行動をマークする事でもちろん婚約者以外の異性関係を調べられますがそればかりでは無く、 ギャンブルへの依存度、交友関係、特殊な宗教や思想色の強いサークルの参加、時には性癖なども調査が可能です。

特に最近ではネットで知り合い、簡単に相手を信用し結婚したものの、意外な事実を知る事も多く、尾行調査の需要も増加しています。

時には結婚詐欺の対策にも利用されており、何件もの被害者を救っている実績もあります。

社員のサボりや不正行為を確認する

雇用主側から営業社員がどうもサボっていると感じられるという事で尾行調査を依頼されるケースが増えてきています。

実際に尾行調査をするとパチンコ店で1日を過ごしたり、映画や風俗店に通っていたり、中には帰宅してのんびり過ごしていたというケースもあります。

また社外秘である機密情報を持ち出したり、商品などを売却したりしている社員の発見にも十分に役立てる調査です。

非行社員の取り締まりから企業自体の危機管理の一貫として利用されています。

子供の非行やいじめの実態を監視する

中高校生の非行化を監視する素行調査です。最近では若年化してきています。

早期に非行をくい止めないと本人の将来ばかりでは無く、兄弟の将来や家庭崩壊にもつながりかねない重大な事です。

犯罪に加担したり、重大事件を起こしかねない事を理解して子供の実態を知っておくことは親としての義務とも考えられます。

また現在、社会問題にもなっている「いじめ」についても同様です。

いじめの実態を把握することで、陰湿ないじめから大事なお子様の命を守り、苦しんでいるお子様を救います。

 

尾行調査の費用・料金

尾行調査の費用につきましては探偵事務所の調査費用・料金や経費の仕組みにて詳しく記載しておりますが、 時間料金については以下になります。

調査員1名(尾行)
時間帯 料金(1時間)
09:00~17:00 8,000円
06:00~09:00
17:00~23:00
10,000円
23:00~06:00 12,000円
土曜日 1,000円割増
日・祝日 2,000円割増

※詳細は料金表をご確認下さい。

 

2.尾行調査

尾行調査とは素行調査における調査手段のひとつです。探偵事務所の基本中の基本の調査方法となります。

尾行調査では大きく分けて「徒歩尾行」「車両尾行」の2種類に分けられます。

徒歩尾行

徒歩尾行では、対象者の自宅や勤務先などの調査開始指定場所にて張り込み、 対象者が徒歩にて出て来るのを確認後、バスや電車などの交通手段を用いて移動する対象者を尾行していきます。

つまり、徒歩(もしくは自転車)と交通機関のみで移動する対象者を尾行することを徒歩尾行と呼んでいるわけです。

なぜ調査員は2名なのか?

探偵は最低でも2名1組、又はそれ以上のメンバー構成でチームを作り尾行調査をしていきます。
決して調査員1名では尾行調査はいたしません。

代表的な理由は以下になります。

・1名では発覚リスクがかなり高くなる。

・1名では失尾リスクがかなり高くなる。

・出口が2か所ある施設で張り込みができない。

・1名は徒歩担当、もう1名が車担当などの役割分担ができない。

・1名は出口をおさえ、もう1名が周りの様子を調べる等の動きができない。

少し想像を働かせていただければと思いますが、1名と2名の違いだけでもいわゆる「調査力」に大きな差が出てしまいます。

対象者の動きを完全に予測できることができるならまだしも、実際の調査では予測できない出来事が多くあり、 現場でそれに対応しながら調査をしっかり行うためには1名では不足するのです。

 

ご自身での尾行は特大リスク!

徒歩尾行での調査はドラマなどを見ていると誰でも簡単にこなせそうに思えますが、経験を積んでいなければ思わぬところですぐに失敗してしまいます。

ドラマだと知っている人を全く気付かれずに尾行したりしていますが、現実ではそのような都合の良い展開にはほぼならないでしょう。

実際、ご依頼に来る前に「自身で尾行をして相手に感づかれてしまった」という方は決して少なくはありません。

警戒している対象者の尾行はかなり難易度が上がりますので、調査員を増員したり、無駄な日数が掛かってしまい、金銭的なご負担が増えることになります。

 

車両尾行

尾行調査における車両尾行についてもご説明しておきましょう。

車両で移動する対象者を車両を用いて尾行することを車両追跡と呼びます。

原則として、対象者が車で移動する場合は探偵も車を用意、対象者がバイクを利用しているのであれば探偵もバイクを用意しておく必要があります。

ですので、必ずしも毎回の尾行調査で車両を用いるわけではありません。

但し、頻繁にタクシー移動をする対象者や、張り込みが困難な場所、もしくは早朝・深夜に及ぶような調査では車両が必要になるケースが多いです。

 

車両代について

尾行調査において車両を使用した場合は、以下の料金・費用がかかります。

・車 10,000円 (1台/1日)

・バイク 10,000円(1台/1日)

・自転車 5,000円(1台/1日)

使用は事前の打ち合わせで決められますので、勝手に何台も使用してその分を請求するということはもちろんございません。

 

GPSによる調査

近年ではGPS機能付き発信器なるものが探偵業界では出回り、以前ほどの苦労は無くなりましたが、 このGPS機能はあくまでも尾行における補助機器と見ております。

例えば、GPSでホテル街に停車していたことがわかったとしても、ホテルに入ったという確証になるとは限りません。

確認することは可能ですが、位置情報だけで証拠などとすることはできず、いろいろと問題が生じてきます。

車両尾行は探偵にとってもその技術の違いがはっきりと判る調査です。 当社アーガスグループの探偵スタッフは日頃からの研鑽に努力しており、御依頼者の希望の添えるものと自負しています。

このサイトは尾行調査に特化したホームページです。

尾行調査を依頼するなら

アーガスグループは創業半世紀近い探偵事務所であり、尾行調査を得意としております。こんなことが尾行調査で解決できるの?というご相談もお待ちしております。